

2001.12.22up
なんとも便利な
“洋印トイレ”

洋式とインド式が合体した便器
なんと便利なINDIAN兼EUROPEAN Styleのトイレ
これはおそらくインド人が考え出した、インド製の、インド社会にだけあるシロモノなのではないでしょうか?一見普通の洋式トイレなのですが、便座を上げればほらこのとおり。足のせが付いている便器なのです。座っても、しゃがんでも、用を足すことが出来ます。
しゃがむ場合、どちらを向くべきなのかはわかりません。いずれを向くにしても、体が大きい人には無理があるような気がします。
もともとインド式トイレというのは、私の知る限りでは、キンカクシの付いていない和式トイレのようなもの。しゃがみが基本なのです。インドでは大家族が多くて3世代同居が当たり前なので、家庭内の年寄りの希望・若者の希望を取り入れて、こんなデザインの便器が出来上がったのではないでしょうか。
インドの空港のトイレで、ドアに"Indian/European Style"と書いてあれば、この手の便器です。お試しください。
インド人女性は立ちションをしているのか?!
田舎をバスで移動しているときのことです。ドライブインのトイレに入ると、そこには個室二つと男性小便用のような壁がありました。壁づたいに小便が流れるための溝があります。「インドで初めて見る男女共用トイレ?」確認のために外に出てみると、やはり共用ではありません。このトイレの入口にはサリーの女性、アチラの入口にはターバン男の絵が描かれています。
昔はここも男性用だったのかしらんと思いつつ、個室に入りドアを閉めようとしました。まさにその時、こちらに背を向けて、壁の前に紫色のサリーが立ちました。ああ見たい。どうするのか見たい・・・。女性は勢いよく、サリーのすそをお腹の辺りまでめくり上げました。パンツも紫!そして、・・・ノゾキなどはやはり出来ずに、私は個室のドアを閉めました。
ほんの数十秒後、再びドアを開けると、そこにはうら若き女性の乳白色のサリー姿!左肩を壁に向けて立ち、壁の1m弱の高さに左足を上げています!その足は、私がドアを開けた瞬間に下ろされたので、それが女性立ちションを示すものかはわからないまま。
ヴィパシャナで、みんなのオシリ。
ヴィパシャナ瞑想センター(Vol.30)でも、ニュータイプのトイレを発見しました。ここでは各部屋に一つ普通の洋式トイレが付いていますが、広大な敷地内には公衆トイレもあります。この公衆トイレの中にも個室が4つほどあるのですが、その個室分のスペースの5倍くらいの広さで、真ん中に通路をはさみ、例の壁が向かい合わせに続いているのです。ドライブインとは違って、一人分ずつの間隔で仕切りがついています。それはまさに男性小便用トイレットという感じ。しかし、ここは男子禁制区域に建っている公衆トイレですから、男性用のはずがありません。ナゾです。
みんな、個室の方を使っているのでナゾが解けません。
1週間の瞑想センターの日々も半ばに入りかけたとき、とうとう私は見ました。白いオシリです!壁に向かってしゃがみこみ、オシリだけが突き出て見えるのです。「大胆すぎる」と思いました。突き出したオシリだけがズラリと見えたら、スゴイ光景です。私なら片足上げの立ちションを選ぼう、などと考えていたところで、白いオシリが立ち上がりました。オーストラリア人女性でした。これではインドトイレ使用法の真実はわかりません。恥じらいのあるアジアン女性は、オシリは見せないのではないでしょうか?
瞑想センターではおしゃべりご法度なので、プーナに戻ってから友人に尋ねてみました。「立ちションなんかするわけないじゃない!」と笑われました。あやしい。一般的な子は、ウェスタナイズしていることがカッコイイと思っていますから、インド女性立ちションの歴史を隠しているのかもしれません。
そんなこんなで、インド人女性立ちション説は不明のまま。
しかし、草むらで小・大便をする貧乏風な人たちが、わりと平気でオシリを出していたことを思い出しました。そういえば、道端で小便をする男性の中にも、しゃがんでいる人がいましたっけ。むしろ立ちションのほうが、ウェスタナイズと言えるのかもしれません。・・・ということは、やはり真相はオシリズラリ・・・。